見慣れない赤い道具をかかえて階段を駆け上げる作業員。
黄色いパーツと組み合わせ、完成させたのは水の侵入を防ぐ「止水板」です。
「南口の閉鎖と止水板の設置完了しました!」
去年9月、三重県四日市市で起きた地下駐車場の水没。
観測史上最大の豪雨によって当時、市内中心部の地下駐車場にとめていた車、274台が水没しました。
この事案を受けて国土交通省は、全国にある国が管理する地下駐車場で浸水被害を防ぐためのガイドラインを策定。
【小西 菜月記者】
「紙屋町の地下駐車場へ続く傾斜路となっていますが、その前に2枚の白い板が設置されています」
広島市中心部の地下にある「紙屋町地下駐車場」は、県内で唯一の国が管理する地下駐車場ですが、急激な浸水時に閉鎖しなければならない入口が5か所あり、有事の際にはスピード感ある避難誘導や止水板設置が重要となります。
【国土交通省 広島国道事務所 山本 哲史管理第一課】
「災害発生の恐れがある際には、事前に閉鎖の可能性についてSNSや館内放送で情報発信を行っていく」
■レベル4で地下駐車場を封鎖
国のガイドラインによるとレベル4大雨危険警報が発令された場合原則、地下駐車場を閉鎖するということです。
また、万が一、車に乗っているときに駐車場内で浸水を確認した場合「現場係員の指示に従ってほしい」ということです。
