養殖カキの大量死をめぐり、県の調査では、現時点で大量死につながるような異常や兆候は確認されていないことがわかりました。

【広島県水産課・住吉勉担当課長】
「5月の平均水温は平年より若干高く推移していたが、6月に入り平年並みで推移していて、現段階でへい死につながるような兆候は確認されていない」

県の担当者は海水の平均水温に異常はみられないとしたうえで、原因の一つとされる梅雨時期の雨不足についても、今月の降水量は去年をやや上回り平年並みに推移していると説明しました。

一方、県は中長期的な対策として、養殖方法の見直しに向けた実証試験を進めます。
このうちカキをつるす数を減らして養殖密度を下げる取り組みを、今月中に廿日市市や呉市、東広島市などで開始。

さらに8月から9月にかけては、大竹市や呉市で海底の土をかき混ぜる「海底耕うん」やカキ殻の散布を行い、カキの育つ環境の改善を図る予定です。

県は、8月と11月に有識者会議を開いて効果を検証し、来年3月に最終的な対策を取りまとめる方針です。

テレビ新広島
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