福岡県北九州市で建設会社会長を殺害するなど7つの襲撃事件に関わったとして罪に問われた特定危険指定暴力団工藤会系組幹部の裁判で、最高裁は15日、上告を棄却しました。
無期懲役の判決が確定します。
工藤会系組幹部の松崎義高被告(旧姓 田口義高被告)(60)は2011年に北九州市で建設会社会長の男性を射殺したほか、2012年に福岡県警の元警部の男性が銃撃された事件など一般市民が襲撃された7つの事件に関与したとして殺人や組織犯罪処罰法違反などの罪に問われていました。
1審の福岡地裁は「重要な関与を果たした責任は大きい」として無期懲役の判決を言い渡しました。
控訴審では判決公判に被告が出頭せず、福岡高裁は控訴を棄却しました。
被告側が上告していましたが、最高裁第三小法廷は15日、上告理由には当たらないとして上告を棄却しました。
無期懲役とした1審、2審の判決が確定します。
市民襲撃事件をめぐっては、工藤会トップだった野村悟被告とナンバー2の田上不美夫被告が高裁でいずれも無期懲役判決を受け、上告しています。
