笠岡市の市民病院の建て替え計画について見直しを行っていた再検討会は、病床数を最大60床とする報告書をまとめ、6月12日に市長に提出しました。

「笠岡市新病院建設事業に係る再検討会議の報告書。よろしくお願いします」

笠岡市は、市民病院の老朽化に伴い、約70億円をかけて現在の敷地に99床の新しい病棟を建設し2027年度の開院を目指す計画を立てていました。しかし、常勤の医師が退職したことなどにより患者数が減少、当初の計画では毎年数億円の赤字が出る見込みとなったことから、医療関係者らでつくる再検討会議が計画の見直しを議論してきました。

報告書では、新病院について病床数を最大60床とし、有床診療所なども視野に入れ、適切な規模・機能となるよう柔軟に検討すべきとしています。

(再検討会議 則安俊昭委員長)
「住民や患者に滞りなく質の高い医療が適時適切に提供されるようにしてもらいたいということが根底にあった」

(笠岡市 栗尾典子市長)
「私の判断基準がきちんと示されたということで大変ありがたい。笠岡市民が安心して市内で医療を受けられる体制を整えていきたい」

市は、今回の報告書と6月中にまとまる経営シミュレーションをもとに、年内にも新病院の整備方針をまとめたいとしています。

岡山放送
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