ハンドボールの国内最高峰、リーグHのプレーオフがいよいよ6月12日に開幕します。レギュラーシーズン1位でプレーオフに臨む香川銀行シラソル香川、その強さに迫ります。
◆「堅守速攻」のスタイル貫きリーグ1位でプレーオフへ「準備をして試合に臨む」
(香川銀行シラソル香川 立石恋菜主将)
「いかに自分たちの強みを発揮できるかなので、準備をして試合に臨むことが結果につながる」
12日開幕のプレーオフに挑む香川銀行シラソル香川。「堅守速攻」のスタイルで2025-26シーズンはリーグ最多の得点数を誇り、15勝3分け2敗と安定して勝ち星を積み上げました。
◆圧倒的なスピードが武器の日本代表・松浦未南選手「チームを助けられるような選手を目指す」
その攻撃を担うのはレフトバックの松浦未南選手(24)。圧倒的なスピードが武器のアタッカーで、2025-26シーズンは得点ランキング3位の127ゴールを挙げています。
(香川銀行シラソル香川 松浦未南選手)
「小さくて上からのシュートがないので、その分スピードでもっとやらないといけない。代表の監督からは「とにかく速い1対1を行け」」
松浦選手は2025年11月の世界選手権で日本代表「おりひめジャパン」のメンバーに選出され、多くの学びを得たと言います。
(香川銀行シラソル香川 松浦未南選手)
「先輩たちのプレーをとにかく見て、まずはまねする所から始めようと思いながらやっていた。日本に帰ってきても通用することが試合の中で分かった。苦しい時間帯にチームを助けられるような選手を目指して頑張りたい」
◆日本代表でシラソルの司令塔・岡田彩愛選手「打って、さばけて、切り込んでいける選手」に
シラソルには日本代表がもう1人。チームの司令塔、センターバックの岡田彩愛選手(26)。代表期間中に太ももにケガをして、復帰後も思うようにプレーできず苦しみましたが、徐々に調子を取り戻しています。
(香川銀行シラソル香川 岡田彩愛選手)
「自分のイメージとプレーにギャップが出た。プレーとしてはうまく復帰できなかった。チームメイトも話を聞いてくれるなど支えてくれて乗り切ることができた」
司令塔ながらチーム2番目のスコアラーでもある岡田選手。プレーオフを勝ち上がるためには活躍が必要不可欠です。
(香川銀行シラソル香川 岡田彩愛選手)
「打ってさばけて切り込んでいける、この3つが揃った選手がセンターとして強いと思う。自分たちの持ち味の「堅守速攻」で勝ちたい」
◆「味方で良かったと思う」守備の要・立石恋菜キャプテンが語る日本代表2選手の攻撃力
相手のエースをマークする守備の要、キャプテンの立石恋菜選手(25)は2人の攻撃力についてこう話します。
(香川銀行シラソル香川 立石恋菜主将)
「対策や分析をしていても守りにくい。形でやるのではなく自分の頭で判断して相手が対応してきたことに対応するのがすごく早い。味方で良かったと思う」
◆登録選手19人のうち11人が「インカレ12連覇中」大阪体育大学の出身
また、シラソルは19人の登録選手のうち11人が、現在インカレ12連覇中の大阪体育大学の出身。日本一を経験した抜群のチームワークで優勝を狙います。
(香川銀行シラソル香川 立石恋菜主将)
「亀井監督が選手に求めていることと、大学でやってきたことにギャップがないので共通理解を持ってお互いのプレーができている。与えられた役割を全うしてチームの優勝に貢献できるよう頑張りたい」
◆群雄割拠のリーグH シラソル・亀井好弘監督が語るプレーオフの展望
20年以上チームを率いてきた亀井好弘監督(62)は、2026年のプレーオフはどのチームが優勝してもおかしくないと話します。
(香川銀行シラソル香川 亀井好弘監督)
「どの試合でも1~2点差を争う試合になり、終盤まで分からない展開になると思う。その中でわれわれは「堅守速攻」にこだわって、終盤競った中でも勝機を見出していきたい」
悲願の優勝まであと2勝。レギュラーシーズン上位5チームで争うプレーオフは12日、東京で開幕。シラソルは6月13日の準決勝で、石川と熊本の勝者と対戦します。