人命救助の技術の向上を図ろうと、高梁市の河川敷で6月4日、警察と消防による合同の水難救助訓練の行われました。
(呼びかけ)
「おい!大丈夫か!」
訓練の場所は流れが速い高梁川の中流です。「釣りをしていた友人が川に流された」と通報を受けたという想定で行われ、最初に、現場に到着した警察官が消防の救助隊と電話で状況を説明します。
(警察官)
「浮き輪を持っているが全く呼びかけには応じない。こちらからの浮き輪の投擲も難しい状況」
その後、駆け付けた救助隊は体にロープを繋ぎ流れている要救助者に泳いで接近し救出する「ライブベイトレスキュー」という方法で岸まで引き上げました。
(高梁消防署 土居拓矢消防士長)
「要救助者の助けがないことが、意識がないということで想定できる。そのためロープを投げても掴むことができないので、救助者だけで完結するライブベイトレスキューという泳力での救助を選んだ」
警察によりますと岡山県内では2025年の1年間で26件の水難事故が発生していて14人が亡くなっているということです。高梁川でも2022年8月に男子中学生が流され、死亡する事故が起きています。
(高梁警察署 豊田和哉地域交通課長)
「海や川などで遊ぶときにはライフジャケットを着用する。子供だけは川に遊びにいかな。い保護者は子供から目を離さないようにしてほしい」
今回の訓練には高梁警察署と高梁消防署から約30人が参加しました。
海や川で遊ぶ機会が増えるこれからの時期。警察と消防は、連携して注意を呼びかけたいとしています。