美食の都、フランス・パリで日本の食品を扱うバイヤーが長野県信濃町の酒蔵を視察しました。県が県産品の販路拡大につなげようと招いたもので、信州の「食」の魅力をPRしました。

信濃町で150年以上続く酒蔵「高橋助作酒造店」。

日本酒を試飲したのはフランス・パリの食品バイヤー、ザビエ・マルシャンさんです。

フランス・パリの食品バイヤー ザビエ・マルシャンさん:
「(フランスで)日本食の人気は上がっている一方ですし、日本酒もまだ利用は低いけど、ますます上がっている」

ザビエさんはパリの中心部、ルーヴル通りにある日本食を扱う人気コンセプトストアの最高経営責任者。

県産品もすでに30種類ほど扱っています。

世界的に日本食がブームとなる中、県は、パリに店を構える県出身シェフと協力し県産食材を使ったコース料理を提供するなど信州の「食」のPRに力を入れています。

さらに販路を広げようと、ザビエさんを招き、5月25日から3日間、県内企業の視察や商談の場を設けました。

県海外戦略推進担当・近藤孔明参事:
「フランス・パリは世界の流行の発信地なので、パリで価値を確定させると世界に出ることができる」

5月27日は人気の銘柄「松尾」が醸造されている蔵の中を視察。

顧客の関心が高いという原料についても質問していました。

高橋助作酒造店・高橋邦芳さん:
「有機栽培米も農家で作っていただける方がいて、有機栽培米の酒も造ってきた」

フランス・パリの食品バイヤー ザビエ・マルシャンさん:
「うちは有機の日本酒は置いていない、お客さんの興味はあると思います」

酒米の産地が異なる6種類の飲み比べも。

フランス・パリの食品バイヤー ザビエ・マルシャンさん:
「うちで日本酒を買う人たちの半分以上は買ったことのない人たちだからその人たちが初めて買うときに、「生もと」とか「純米」というキーワードで選んだりする」

高橋助作酒造店・高橋邦芳さん:
「お酒の知識もお持ちになりながら、より日本酒を理解しよう、フランスの方に楽しんでいただこうと思っているのが肌身で感じた」

3日間で29の企業との商談や視察が予定されていて、ザビエさんが選んだ商品は2027年2月にパリの店舗で開く「長野フェア」で販売するということです。

フランス・パリの食品バイヤー ザビエ・マルシャンさん:
「日本食(ブーム)はまだまだこれから。さらに市場を広げていくには家で日本食を食べたり、日本のお酒を飲んだりしてもらわないといけない」

長野放送
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