秋田県横手市の伝統行事『沼入りぼんでん』が4日行われ、男衆がぼんでんを沼の中に力強く突き立て、五穀豊穣や家内安全を祈りました。
『沼入りぼんでん』は、横手市平鹿町荒処地区に約300年前から伝わる伝統行事です。
2026年は10代から40代までの地区の代表など6人が参加し、はじめに高さ約4メートルのぼんでんを担いで集落を練り歩きました。
そして厳島神社の近くの弁財天沼に到着すると、おはらいを受けて沼に入りました。
たくさんの人たちが見守る中、男衆は胸まで水につかりながらぼんでんを沼の中央に力強く突き立てました。
初参加という男性は「悪いことが起こらなければいいなという思いでやった。沼に入るまで寒かったが、入ったら意外と沼がぬるくてやりやすかった」と話していました。また参加が4回目という男性は「第一子が生まれたので、健康とすくすくと育ってほしいという願いを込めて沼に入った。なかなか刺さっていかなくて例年より苦戦したが、無事に立って良かった」と満足そうに語っていました。
このぼんでんは稲刈りが終わるころまで沼に立てられ、地域の安全を見守ります。