水俣訪問中にわずか一日で立場を一転させた石原 宏高 環境大臣の発言に抗議する方針です。水俣病の胎児性患者と面会した際の介護をめぐる支援に応じるような発言をした石原大臣が、別の場で立場を一転させました。

5月1日までの2日間、水俣市を訪れた石原環境大臣は水俣病・胎児性患者の金子 雄二さん70歳と面会しました。

24時間態勢の介護を受ける金子さんをめぐっては、水俣市の事業に基づく訪問入浴サービスの利用を申請。

しかし「65歳以上の障害者は介護保険に移行するのが原則」とし、水俣市が2度、却下していて、金子さん側から大臣に支援を求めました。
【石原 環境大臣】
「お気持ちはよく分かります。水俣市が判断することになると思うので、きょう伺ったことは改めて、この前も市長にも環境省に来ていただいたので、お伝えをしたい」

その後、開かれた患者・被害者団体との懇談の席でも…。
【石原 環境大臣】
「改めて私から市長にその話をさせていただきたいと思います」

【金子雄二さんを支援 加藤 タケ子さん】
「前に進んだと思っています。石原大臣には会が終わった後、ダメ押しした。
『これから水俣市長に話します』とは言ってくれた」

しかし、石原大臣は一夜明けた記者会見で立場を一転させました。

【石原 環境大臣】
「現実はなかなか難しい話なんです」「(金子さんが)目の前にいらっしゃったので、
(『市長に伝える』)そういう発言をさせていただきました」

金子さんを支援する加藤タケ子さんはTKUの取材に「大臣の発言には責任がある。
リップサービスでは済まされない。マイクオフ問題よりもひどい」とコメント。

今後、大臣と環境省に対し抗議する方針を示しました。

テレビ熊本
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