長引くイラン情勢で意外なものにも影響が出ています。

「イット!」が取材したのは千葉県内のコメ農家です。

水が張られた田んぼでは、早場米の田植え作業が始まり、青々とした苗が整然と植え付けられていました。

農林水産省によりますと、全国のスーパーで販売された最新の米5kg当たりの平均価格は3873円で9週連続で値下がり。

そうした中、農家からは次のような不安の声が聞かれました。

多田正吾さん:
こういうふうに水出るんですけど、モーターでポンプアップしてここに送ってるんですよ。去年みたいに(日)照りになると、水いくらくんでも間に合わない。電気代・水代が上がってしまう。

コメ作りに欠かせない水。
この農家は、利根川からモーターで水を引いているため、電気代が上がれば上がるほど経費がかさむのだといいます。

多田正吾さん:
1シーズン、コメ取れるまで、うちは25ha借りてるから、(電気代など)25万円くらいかかる。25haあると、2万5000円くらい上がるかなと。

世界にさまざまな不安が広がる中、迫る停戦期限を前にイラン外務省が「米国のテロリスト軍によるイラン商船への攻撃という違法で野蛮な行為を最も強い言葉で非難する」と声明を発表しました。

アメリカ中央軍は19日、「海上封鎖」を突破しようとしたイラン船籍の貨物船が6時間にわたる警告に従わなかったため、数発の砲弾を発射し拿捕(だほ)したと発表。

アメリカのトランプ大統領は20日、ブルームバーグ通信の取材に対し、「イランとの停戦延長の可能性は極めて低い」と発言。

一方、イランの交渉団を率いるガリバフ議長は21日、SNSでアメリカ軍による海上封鎖について「交渉の場を降伏の場へと変えようとしている」と批判。

「脅迫にさらされた中で交渉は受け入れない」とアメリカをけん制していて、両国による2回目の協議実現は不透明な情勢です。