20日夕方に岩手・三陸沖で発生した地震を受け、政府は別の大規模な地震が起きる可能性が高まったとして「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表しました。
午後4時52分ごろ、三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生し、青森・階上町で震度5強を観測しました。
この地震で北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県に一時、津波警報が出されました。
午後5時ごろの岩手・大船渡市では、津波警報の発表を知らせる緊急放送が流れる中、小学生や住民たちが駆け足で高台へ避難していました。
岩手・久慈港で午後5時34分に80cmの津波を観測したほか、各地で津波を観測しました。
岩手・宮古市では、高台に避難した住民たちが心配そうに海の様子を見つめていました。
避難した住民:
大きな被害がないことを祈るだけ。(Q. 船?)沖に逃がした。
気象庁と内閣府は午後7時30分過ぎから合同で記者会見を開き、この地震で別の大規模地震が発生する可能性が高まっているとして、2025年12月以来2度目となる北海道・三陸沖後発地震注意情報を発表しました。
内閣府防災担当:
今後1週間に1%の確率でM8以上の大規模地震が発生する可能性があるという意味。
気象庁:
今後もし大規模地震が発生すると、巨大な津波が到達したり強い揺れとなる可能性。
対象地域は、北海道から千葉県までの主に太平洋側の182の市町村です。
「自らの命は自らで守る」との考えのもとで、気象庁は1週間程度の防災対応を求めています。
具体的には、揺れや津波が起きたときすぐに逃げられるような服装で就寝することや、水や食料などの非常食、避難ルート、家具の固定など日頃の備えの再確認、身分証や貴重品、防寒具など非常持ち出し品の準備なども必要です。
政府は、こうした防災対策をした上で通常の社会活動を継続するよう呼び掛けています。