三陸沖を震源とするマグニチュード7.4の地震により、北海道・青森・岩手で津波警報が出ています。午後5時45分現在の情報をまとめます。
青森県で最大震度5強
4月20日16時52分、三陸沖の深さ10キロメートルを震源とするマグニチュード7.4の地震があり、青森県階上町で最大震度5強の地震が観測されました。
この地震について、緊急地震速報を発表され、津波警報が北海道・青森・岩手で発表されています。
震度5強を観測したのは、青森県階上町。
震度5弱が、青森県八戸市、七戸町、東北町、おいらせ町、五戸町、青森南部町。
岩手県、宮古市、普代村、盛岡市、二戸市、八幡平市、矢巾町、花巻市。
宮城県、登米市、涌谷町。
震度4は北海道と東北の広範囲で観測し、東京23区では震度2を観測しました。
津波警報と注意報
津波警報が出ているのは、北海道太平洋沿岸中部、青森県太平洋沿岸、岩手県。
予想される津波の高さは3メートル。
津波注意報が出ている宮城県は、今後予想される最大波の高さは1メートルで、第1波到達予想時刻は午後5時20分。
北海道太平洋沿岸東部、北海道太平洋沿岸西部は、今後予想される最大波の高さは1メートル、第1波到達予想時刻は午後5時30分。
福島県は、今後予想される最大波の高さ、1メートル、第1波到達予想時刻、午後5時50分。
津波の高さは、予想の2倍以上になることもあります。今すぐ逃げてください。
岩手・宮古で20日午後5時22分、40cmの津波が観測されました。釜石は、第1波が到達し、引き続き津波を観測中ですが、今後さらに高い津波が来ると予想されます。
岩手県久慈港では70㎝の津波を観測しています。
第1波を観測してから最大波が到達するまで数時間かかることがあります。津波の高さは、今後さらに高くなることもあります。決して海岸や川の様子を見に行かないでください。
場所によっては、観測点で記録された津波よりもさらに大きな津波が到達しているおそれもあります。
政府の動き
高市総理大臣は、津波警報が出ている地域の住民にただちに避難するよう呼びかけるとともに、政府として「適時的確な情報提供などの対応に全力であたっている」と強調しました。
午後5時過ぎに総理官邸で記者団の取材に応じた高市総理は、津波警報が出ている地域の住民に対し、「ただちに高台や避難ビルなど、より高い安全な場所に避難をしてください」と呼びかけました。
また、「政府として地震発生後、ただちに官邸危機管理センターに官邸連絡室を設置した」と説明し、「被害状況の把握、救命救助などの災害応急対策、国民に対する適時・的確な情報提供などの対応に全力であたっている」と強調しました。
そして、「現時点では人的、物的被害は確認中」とした上で、「詳細な報告を受け、災害対応にあたっていく」と述べました。
交通への影響
青森県で震度5強を観測する地震が発生した影響で、東北新幹線は全線で運転を見合わせています。
JR東日本によりますと、地震の影響で、停電が白石蔵王から新青森の間で発生したため、東北新幹線は東京から新青森の全線で運転を見合わせています。
午後5時15分すぎ、電気設備に影響はないことが確認され、停電は解消されたということですが、運転再開のめどはいまだ立っていません。
なお、上越・北陸新幹線は通常通り運転しています。
原子力関係
原子力規制庁によると東通原子力発電所、女川原子力発電所は安全機能に異常なしとの報告が入っています。
原発周辺の放射線量を測定するモニタリングポストの値にも異常はないということです。
また、青森県六ヶ所村にある再処理工場も異常なしとの報告が入っている、としています。
