4月16日朝、新潟市中央区のパン店で男が店の包丁を奪い、押し合いになった女性従業員がケガをしました。警察は銃刀法違反の疑いで77歳の男を現行犯逮捕し、強盗致傷の疑いも視野に調べています。
16日朝、撮られた一枚の写真。複数の警察官が何かを取り囲んでいるように見えます。
目撃者によりますと、男が取り押さえられた瞬間だといいます。
【目撃した人】
「警察の方が大きい声で『包丁を下ろせ』と言うのが聞こえてきて、何があったのだろうと見に行ったら、犯人が取り押さえられていた。(袖山容疑者は)抵抗していた」
【目撃した人】
「膝が立った状態で、草履が片方脱げていて、足が少し動いていた」
事件の発端は多くの通勤客などが行き交う午前9時すぎ。
新潟市中央区万代で「男から包丁を示されて金を出せと脅された」と警察に通報がありました。
【記者リポート】
「新潟市中央区にあるバスセンター。女性が刃物を持った男性に切りつけられた現場には、血の跡が残っていて物々しい空気に包まれています」
警察などによりますと、バスセンター1階のパン店で突然男が店の包丁を奪い、押し合いになった20代の女性従業員が手にケガをしました。
男は何もとらずにその場から逃げ、女性従業員は病院に運ばれましたが命に別条はありません。
【パン店 店主】
「オープン直後に入ってきた。男性が店内の刃物を持ってスタッフに向けてきたと聞いている。(Q. 店内にあった刃物?)奥の調理場にあったものを中に入ってきて(取った)」
そして、通報から約5分後、警察はパン店から約200m離れた歩道で正当な理由なく刃渡り約30cmのパン切り包丁を持っていた銃刀法違反の疑いで新潟市中央区南笹口に住む無職の袖山修容疑者(77)を現行犯逮捕しました。
【目撃した人】
「普通に歩いている方々が被害にあう可能性もあるので、非常にびっくりした」
調べに対し、袖山容疑者は「店の人を脅して金をとろうと思い、包丁を持っていた」と容疑を認めていて、警察は容疑者がパン店での事件にも関わったとみて、強盗致傷の疑いを視野に捜査しています。