中東情勢の石油関連製品への影響を巡り、高市総理大臣は、政府が備蓄する医療用手袋5000万枚を放出する方針を表明しました。
16日午後6時過ぎから開かれた中東情勢に関する関係閣僚会議で、高市総理は、医療分野において「流通の目詰まりの解消が着実に進みつつある」とした上で、「万が一の事態は絶対に許されない」と強調しました。
高市総理:
国がパンデミックの発生に備えて備蓄している医療用手袋を、手袋の確保に支障をきたしている医療機関向けに5月から5000万枚放出します。
高市総理は医療用手袋について「5億枚近く備蓄している」と説明し、「医療機関と情報支援システムを通じ、必要量の要請を受け付けて、タイムリーに放出していく」と述べました。
また、15日、東南アジア諸国などの首脳とのオンライン会合で発表したエネルギーの安定供給とサプライチェーン強靱(きょうじん)化の取り組み「パワー・アジア」の活用にも触れました。
高市総理:
「パワー・アジア」の枠組みも活用して、我が国の医療物資の安定確保に総力を挙げて取り組んでください。
一方、農業分野では田植えの本格化に向け、「軽油やガソリンの調達に懸念があった地域唯一のガソリンスタンドに直接供給が決まった」とした上で、「一番茶のシーズンを迎える緑茶についても、事業者への重油の供給が決まった」と明らかにしました。