熊本地震の本震から16日で10年です。
熊本市では犠牲者をしのび追悼式が開かれました。
2026年の犠牲者追悼式は熊本県と全ての市町村が合同で開き、木原官房長官も出席し、遺族なども含め約250人が参列しました。
式では冒頭、黙とうが捧げられ、熊本県の木村知事が式辞を述べました。
熊本県・木村知事:
地震の記憶を決して風化させることなく、いつ起こるか分からない災害への備えとして、確かな形で次の世代へと伝える。
災害関連死も含めて県内で275人が犠牲となった熊本地震。
会場では16日午後4時まで一般献花も行われました。
一方、16日午前1時ごろ、阿蘇市に住む大和忍さんと長男・翔吾さんが南阿蘇村河陽を訪れました。
次男・晃さんは熊本地震の前震で被災した友人に水などを届けた帰りに本震に遭い、崩落した阿蘇大橋近くで大規模な土砂崩れに巻き込まれ犠牲になりました。
2人は現場近くの祭壇に花を手向け、本震が起きた午前1時25分、晃さんが見つかった谷底を見つめ祈りを捧げました。
大和忍さん:
いてくれて当たり前だった息子に10年会えていない…。
祭壇に供えられた多くの花束を前に、忍さんは「たくさんの人に支えられている。私も頑張りたい」と話しました。