安達結希さん(11)の遺体が見つかった事件で16日未明、父親が逮捕されました。
ここからはその経緯などについてフジテレビ・上法玄解説委員と見ていきます。

遠藤玲子キャスター:
逮捕された安達優季容疑者(37)ですが、戸籍上、結希さんの養父に当たります。安達容疑者は、「私のやったことに間違いありません」と死体遺棄容疑を認めていて、捜査関係者によりますと殺害についても認める供述をしているということです。安達容疑者ですが、15日の朝から警察の任意の事情聴取に応じていて16日未明、逮捕されました。

榎並大二郎キャスター:
上法さん、警察は任意の事情聴取から逮捕に踏み切った。これはなぜだったんでしょうか?

フジテレビ・上法玄解説委員:
当初から行方不明直後から、警察は父親の不審な点を把握していたといえると思います。その前に、まず父親が小学校に結希さんを送っていったという状況から、最終的な生存を確認していたのは父親。最終生存確認者であると。実はその後の足取りも知っていたのではないかということで、最重要参考人に当初から位置付けていたというふうに言うことができます。それと同時に当初、男の子をすぐに発見して救出しなきゃいけない。府警はこれが最大ミッションでしたから、やはり一緒にいる可能性のある人物の立ち回り先、電子デバイス等の位置情報であるとか、あるいは自動車がどこに動いたのか、自動車ナンバー読み取り装置「Nシステム」といいますが、こういうもので父親の動きを把握しようと、そういう情報収集に努めていたのではないかと考えられます。そういう中でいろんな遺留品、あるいは遺体の発見、これも、そうした情報収集が功を奏した可能性があります。

榎並大二郎キャスター:
結希さんの捜索と並行してそうした捜査というのも行われていたということですね。

遠藤玲子キャスター:
さらに、今日新たに分かったこととして結希さんについては、3月23日の朝まで生存が確認されたということなんですけれども、上法さん、生存確認というのはどのように分かったんでしょうか。

フジテレビ・上法玄解説委員:
恐らく家族以外の客観的な目撃情報、あるいは防カメ、あるいはドラレコといった客観的な証拠で彼が生存していたことが把握されたということがいえると思います。

遠藤玲子キャスター:
そして逮捕容疑、内容ですが3月の23日の朝ごろから4月13日の午後4時45分ごろまでの間ということで、恐らく行方不明になった時から遺体が発見されるその間の期間に、山林などに結希さんの遺体を運んで隠して遺棄した疑いということで、きょうは発表がありました。

山﨑夕貴キャスター:
期間が20日間ほどということで、かなり幅がありますけども、もう少し詳しい時期などはこれからということですかね。

フジテレビ・上法玄解説委員:
やはり取り調べの中で、具体的な犯行の日時、方法等が分かってきますので、こういう情報は今のところはいつなのか分からないということがいえると思います。

遠藤玲子キャスター:
さらに逮捕容疑ですけれども、遺体は1カ所ではなく、数カ所に運び込まれたことが分かっています。

榎並大二郎キャスター:
ここですよね。何度か移動した可能性があると。素人考えでもリスクがある行為だと思うんですが、なぜ移動をさせたのか。その必要性があったのかという点どうでしょうか。

フジテレビ・上法玄解説委員:
やはり行方不明になってから国中の注目を集めている事件ですが、そういった中で遺体の運び出しに手間どった可能性があるのではないかと。ここに置いた、そしたらやはり見つかってしまう可能性があるということで、また移動させると、こういう場当たり的な行動に出た可能性があると思います。

遠藤玲子キャスター:
そして警察によりますと、安達容疑者は現時点で死体遺棄容疑に関しては共犯はいないという趣旨の供述をしているということです。またさらに殺害に関しても認める供述をしていることが明らかになりました。これというのは上法さん自ら言ったということになるんでしょうか。

フジテレビ・上法玄解説委員:
そうですね。今はまだ死体遺棄容疑での調べです。なので、殺害に関して話したとしても取調官というのは、ちょっとその話は待ってと制止するくらい死体遺棄の調べをする。これをしないと任意性が問われる可能性がありますので、自ら進んで自分の犯行を自供したということが色濃くここには表れています。

榎並大二郎キャスター:
今後の捜査の焦点はどんなところになりますか。

フジテレビ・上法玄解説委員:
死因の究明が非常に大事になってくると思います。死因の究明をしっかりすることで彼がどのようなやり方で殺めたのか。この辺が遺体の状況で裏付けられていかなければいけないと思います。