南陽市で15日、五穀豊穣を願う市の無形民俗文化財「鍋田念仏踊り」が行われ、地区の住民と地元の小学生がことしの豊作を祈願した。

鍋田念仏踊りは江戸時代から続く行事で、干ばつに見舞われた1773年(安永2)に米沢藩主・上杉鷹山が雨乞いの祈願を行ったのが由来とされている。

現在は毎年4月15日の太符神社の祭礼に合わせ、神社の境内で踊りが奉納されている。

2026年は、地区住民で作る踊りの保存会と沖郷小学校の4年生73人など、あわせて約120人が参加し、雨の恵みを祈る「道行(みちゆき)」・雨への感謝を表す「葉生(いれは)」の2つの踊りを繰り返した。

「どっこいしょ! どっこいしょ!…」

夏を思わせるような陽気の中、参加者は汗を流しながら力いっぱい踊り、ことしの豊作を祈願していた。

(児童)
「雨が降ってほしいと思いながら踊りました」

「踊りを知らない人もいたので、知ってもらってよかった」

踊りは約30分にわたって繰り広げられ、250年以上続く伝統が今年もつながれた。

さくらんぼテレビ
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