竹灯籠に灯りをともし、犠牲者を悼みました。熊本地震の前震から10年となった14日夜、益城町で追悼の集いが行われ住民たちが黙とうを捧げました。
昨夜、益城町役場の隣、震災記念公園で行われた『熊本地震4.14のつどい』。
会場に並べられた約600本の竹灯籠には、それぞれの思いを込めたメッセージが記され、地元の住民などが一つ一つに灯りをともしました。
【中原 理菜 アナウンサー】
「間もなく前震が発生した午後9時26分です。静かな祈りの雰囲気に包まれています」
最初の『震度7』の揺れが襲った午後9時26分、参加者全員で黙とうし、犠牲になった人たちへ祈りを捧げました。
【竹灯籠製作に参加した益城中の生徒】
「尊い犠牲のもとですばらしい空間ができている。〈しっかり感謝しないとな〉という思いで黙とうした」「ここまで復興して元気になってすごいし、これからもこの町を守りたい」
【西原村出身の女性】
「実家が被災して、そのときにがれきの片づけを手伝ってくれたボランティアの人に助けられたと聞いていたので、〈ありがとうございました〉と書いた」
【益城町の男性】
「10年ってアッという間もなかった。〈どうなるだろう、どうなるだろう〉と考えて…。『地震後は隣のつきあいがない』と言われる。にぎわいのあふれる町づくりをしないといけない」
それぞれの思いを胸に迎えた10年。2度目の『震度7』が襲った16日は、熊本城ホールで合同追悼式が行われることになっています。