秋田県男鹿市で風車のブレードが折れた事故について、鈴木知事は15日、風車の安全管理に関する権限が県は限られているとして、その枠組みを変えたいという考えを示しました。
この事故は、12日に男鹿市総合観光案内所近くの陸上風力発電の風車のブレードが折れているのが見つかったものです。
男鹿市によりますと、現場では折れたブレードの撤去に向けた準備が進められていて、撤去作業は23日から行われる予定です。
天候の影響なく順調に作業が進めば、29日にも作業を終了するということです。
鈴木知事は、事故を受けて14日、経済産業省に風車の緊急点検などを要望しました。
15日に開かれた定例会見で鈴木知事は、要望の経緯について「県がやれることは非常に限られているため、国にしっかりと動いてもらうため」と話しました。
現状では、風車の安全管理や点検状況の報告を受ける権限は国が持っているため、鈴木知事は「県が安全基準の見直しなどに関われるように枠組みを変えたい」という考えを示しました。
鈴木知事:
「去年の新屋の事故から求めているし発言もしているが、抜本的な地方自治体としての権限や状況が変わらないまま2件目が起きた。しっかり国でも受け止めてほしい」
なお県は、事故翌日の13日に県内すべての発電事業者に対し、事故が起きた場合に速やかに県に報告することや、事故防止に向けた適切な保守管理をするよう文書で通知しています。