11歳の男子児童が行方不明になっている京都・南丹市で13日夕方、子どもとみられる遺体が見つかりました。
現場では何が起きているのか取材しました。

遺体発見現場上空からの映像では、10人ほどの捜査員が地面に番号札を置いて付近を捜索している様子がうかがえます。
カメラが上空から捉えたのは、子供とみられる性別不明の遺体が発見された京都・南丹市の山林です。
発見された遺体は「84」と書かれたトレーナーを着ていたことが分かりました。

この地域で3月23日から行方不明となっている11歳の安達結希さんも「84」と書かれたトレーナーを着ていたことが分かっていて、警察は関連を調べています。

遺体が発見されたのは13日午後4時45分ごろのことでした。
安達さんの捜索を行っていた警察官が、南丹市園部町の山林で見つけたのです。

警察が遺体を発見した直後とみられる現場を目撃した近隣住民は「規制が夕方から入っていた。何かなと思ったらいっぱい(警察の)車が止まっていて、極秘で「なんかみつかった」と聞いた。その前からいっぱい車が止まっていて、何事かな?なにかあったのかな?と思っていた。(Q.何時くらい?)夕方の5時過ぎくらいかな、規制が入ったのは。報道で遺体がって見たのでびっくりしています」と話しました。

発見現場は安達さんが通っている園部小学校から南西に2kmほど離れた山林。
安達さんの通学かばんが見つかった山や子供用の靴が見つかった山とは別の山です。

遺体が見つかった場所付近では、一夜明けても規制線が張られていて、近くには花束が供えられていました。
現場には14日も朝から警察官の姿が。

林道のタイヤの跡を調べているのか、捜査員がメジャーを使って測っている様子も見られました。

現場周辺の普段の様子を知る人は「奥まった場所にあるんでゴミをたまに捨てに来るような人間はいる。よほど土地勘を持ってる人間じゃないと、なかなか入るような場所ではない」と話しました。

また、現場に向かう道については、「人通りはないね。この道を知っている人は近所の人だけだよ。(周辺で)子供なんて見ることない」「地元の人が通る道。(Q.地元の人以外は?)なかなか通らないですね。家族と話したが、見慣れない車が入ったりは一切なかった」と話します。

人通りが少ないという現場周辺。
夜に車で走ってみると、山道に入って数百メートル進みましたが、山道に入ると街灯が1つも見当たりません。

街灯のない山道を抜けた先に車両がたくさん止まっていて、この場所が現場付近です。

警察によると、発見された遺体の性別や年齢は不明で、あお向け状態で倒れていたということです。
また、ベージュ長ズボンをはき、紺のフリースを着ていて、その中に「84」と書かれたトレーナーを着ていました。

行方が分からなくなった当日に安達さんが着ていた服装と特徴は一致していますが、同じものかどうかは明らかになっていません。

また、遺体は靴下をはいていたものの、靴は履いていなかったということです。

遺体発見現場の近くでは14日、花を手向けに来た人の姿がありました。

献花に訪れた人は「あの場所にもし本当にいたなら、さぞ寂しかっただろう」と話しました。

南丹市の教育委員会によると、安達さんは3月19日には園部小学校に登校していました。
しかし、3月23日の朝、父親の車で登校したものの、教室に姿を見せることなく行方不明となります。

その日から6日後には小学校から約3km離れた場所で安達さんの通学かばんを親族が発見。

4月12日には、小学校から6kmほど離れた山の中で、安達さんが履いていたとみられる靴が見つかります。

そして13日、子供とみられる遺体が発見されたのです。

近くで遺体が発見されたことを受け、14日、安達さんが通っている園部小学校は臨時休校となりました。

安達さんの捜索は、これまでに警察と消防団延べ約1500人態勢で行われてきました。
警察は安達さんの捜索を続けるとともに、発見された遺体について身元の特定を進めています。

関西テレビ
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