国際化する特殊詐欺グループの拠点とみられる施設の内部が報道陣に公開され、偽の警察署のセットや日本語の詐欺マニュアルなどが見つかりました。
タイ軍が企画したメディアツアーで、12日公開されたのは、2025年のタイとカンボジアの軍事衝突以降、タイ軍が実効支配を続けている国境地帯にある複数の施設です。
タイ軍によりますと、これらの施設では中国人やインドネシア人など約1万人が関与し、日本を含む世界各国を標的に特殊詐欺などを行っていたとみられています。
施設内には、各国の警察署や銀行に見せかけた部屋がいくつもあり、被害者をだます巧妙な手口が確認されました。
また、日本人の名前や住所、銀行口座の残高などが書かれた個人情報のメモや、日本語で書かれた詐欺のマニュアルも大量に見つかり、日本人が狙われている実態も明らかになりました。
タイとカンボジアの国境地帯では、新たな詐欺拠点も相次いで見つかっていて、各国が連携した対策の強化が課題となっています。