カニ缶・ブランド米・盆栽を購入&ふるさと納税もできる! 進化する自動販売機を徹底調査

カテゴリ:国内

  • カニ・ブランド米・出汁などを購入できる自販機が銀座に登場
  • コスト削減やインバウンド需要のメリット 取り出し口がない最新自販機も
  • 観光地に設置する「ふるさと納税自販機」10カ所以上の自治体が導入を検討

銀座で高級カニ缶・米を販売 外国人観光客にも人気

今、身近にある自動販売機が進化している。めざましテレビココ調取材班は、銀座でセコガニを2600円で販売している自動販売機を発見。

缶詰を開けてみると、繊細な身と濃厚な味噌、内子と外子まで、カニがぎっしり入っていた。

この自販機には、ほかにも牡蠣のアヒージョ(1000円)、イノシシ肉のピリ辛みそ煮(2000円)、牡蠣みそ(1600円)の缶詰などが並んでいる。

バラエティ豊かなラインナップに、取り出し口がないものまで登場。今回の「ココ調」は、進化する自動販売機で今なにが売られているのかを調査した。

東京・中央区の「マルチベンディングショップin銀座」にで見つけたカニなどの高級缶詰を購入できる自販機の隣には、ペットボトルの中に新潟の「魚沼コシヒカリ」や宮城の「だて正夢」など、全国各地のブランド米が入った自販機も。

下の段には、ご飯のお供であるふりかけ、さらにはTシャツまでもが並ぶ。

さらに、隣の自動販売機には、ペットボトルに出汁と魚が一匹丸ごと入っていた。売られていたのは、炭火で焼いたトビウオ、焼きあご入りの「だし道楽」(700円)。

取材中、自販機で商品を購入していた人に話を聞いた。

女性A:
牡蠣のアヒージョを買いました。新聞の記事を見まして。ちょっていいものが手軽に手に入っていいと思います。

外国人男性:
Tシャツも売られている。かなりクールなTシャツだね!道路でも自販機で売られている、そういうのはヨーロッパでは見られない。これはいいお土産になると思うよ。とても便利だからね。

しかし、なぜ自動販売機で高級缶詰やだしが売られているのか。この自動販売機を運営している会社は…

カンナチュール CEO 橋爪敦哉さん:
自動販売機だと賃料なども削減できますし、コストが下がる。あとは外国人の方々、観光客の方々も来られていると思いますので、そういった意味で多くの方々が集まれる中心地ということで、銀座を選ばせていただいております。

人手不足が叫ばれる昨今、無人で販売することができる上、外国人にウケがいいため、このような商品を売っているという。

自販機なのに取り出し口がない!? スマホで購入し自宅へ配送

続いてやってきたのは、東京・台東区の京成上野駅。

大きなモニターを搭載した自販機で売られているのは盆栽や掛け軸で、隣のガラスケースの中に商品が置かれている。

自販機のタッチパネルで商品を選択すると、価格とQRコードが表示され、これをスマートフォンで読み込むと、商品を購入することができるが…

藤井弘輝アナウンサー:
あれ?自販機なのに取り出し口が見当たりませんね。

自販機にもかかわらず、ものが出てこないとは一体どういうことなのか?開発者に聞いてみると…

株式会社タック 営業企画室 平井省さん:
そのままご自宅に届く、というやり方になっています。

自動販売機に表示されるQRコードをスマホで読み取り、住所を入力した上で購入すれば、自宅に商品が送られるというシステム。

なぜこのような自動販売機を作ったのか。

株式会社タック営業企画室平井省:
店のスペースが限られているという困りごとを皆さんお持ちなので、在庫リスクがないということ。それから、人不足を解消するために、無人で販売できる仕組みを作っています。

ネットでなんでも買えるこの時代。「実際に商品を見てから買いたいが、持ち帰るのは面倒くさい」という声に応えるために、この自動販売機は作られたという。
また、京成上野駅は観光地が近く、外国人の利用も多いため、日本ならではの商品を売っているそうだ。

観光先で応援「ふるさと納税自販機」

さらに、2月登場予定の自動販売機を取材。全国各地の自治体が導入を検討しているというのは、ふるさと納税の手続きができる自販機。

使い方は簡単。欲しい返礼品を選択し、名前や住所を入力して決済方法を選ぶ。納税額が大きいものも想定し、1万円札やクレジットカードにも対応している。

手続きが完了するとレシートが出てくる。このように手続きをすれば納税が完了し、後日、自宅に返礼品と寄付金受領証明書が届く。

愛知県岡崎市広報課シティプロモーション推進係 寄田泰弘さん:
実際に岡崎市に来られた方に、その場でふるさと納税をできるという選択肢を提示することで、さらに岡崎市を好きになってもらうことを期待しています。

返礼品を見て選ばれることが多いふるさと納税だが、観光など実際に足を運んだ人が応援したいと思った時、気軽に納税できるように開発された。

このふるさと納税自動販売機は現在、10カ所以上の自治体が導入を検討しているという。

インバウンドや人手不足、地方活性化など、さまざまな問題を進化した自動販売機が解決してくれるかもしれない。

(「めざましテレビ」『ココ調』1月22日放送分より)

(「めざましテレビ」特設サイトでは、「今日のココ調」など人気コーナーのコンテンツが無料で楽しめます!特設サイトはこちら

めざましテレビの他の記事