19年前に、東京・三鷹市で同居する男性を殺害した疑いで重要指名手配されていた男が、事件翌年の2006年に死亡していたことがわかった。

2005年、三鷹市のアパートで、居酒屋の副店長の永野和男さん(当時53)が殺害され、現金などが奪われた事件で、同居していた元暴力団組員の上地恵栄容疑者が、殺人の疑いで重要指名手配されていた。

警視庁は長年、有力な情報が得られないことから、上地容疑者が死亡している可能性があるとみて改めて捜査したところ、事件の翌年の2006年に石川県加賀市の山中で見つかった自殺したとみられる男と、DNA型や指紋が一致したという。

上地恵栄容疑者(67)は、なぜ重要指名手配?