鳥取県産の牛肉のおいしさを知ってもらおうと、地元の畜産関係団体が鳥取市内の学校給食に鳥取牛を提供し、15日に特別メニューがふるまわれました。
鳥取市立湖南学園の給食の時間。特別メニューとして提供されたのは「鳥取牛ぎゅぎゅっと汁」です。鳥取牛のバラ肉をふんだんに使った味噌汁で、「トン汁」ならぬ「ギュウ汁」です。
鳥取県畜産農業協同組合では、物価の高騰で給食に使われる頻度が少なくなった鳥取県産の牛肉を子どもたちに食べてもらおうと、牛肉約380キロを鳥取市に無償で提供。市内すべての小中学校と義務教育学校で、給食の特別メニューとして提供されています。
児童:
とてもやわらくておいしかったです。鳥取にこんなおいしい牛があるのを初めて知りました。
鳥取県畜産農業協同組合・初鹿野偉一さん:
生産者も物価高でエサ代、物流費も上がっています。こうやって笑顔でおいしいといってもらえるだけで生産者の励みになる。次に繋がると思う。
16日は、鳥取市の河原町や用瀬町などの小中学校で、鳥取牛を使った肉じゃがが特別メニューとして提供されます。