日本維新の会が、自民党・二階派の重鎮、河村建夫元官房長官の長男を、次の衆議院総選挙に擁立する方針を固めたことが分かった。
河村元官房長官の長男・建一氏について、維新は次の衆院選の立候補予定者として、面接などの選考作業をしていたが、東京6区の候補者として擁立する方針を固めた。19日午後に藤田幹事長が発表する方針だ。
河村建一氏は、おととしの衆院選と去年の参院選で、自民党公認候補として出馬したが、いずれも落選した。建一氏は自民党の党員だということで、今後、自民党が何らかの処分を行うとみられる。
東京6区は、世田谷区の大部分が該当し、過去2回の選挙では、立憲民主党の落合貴之議員が制し、自民党の越智隆雄議員が比例で復活当選している。