“ほしいもの”や“買い物”から、普段は知ることができない、アスリートの素顔が見える。

5月29日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)は、3時間スペシャル。番組MCの浜田雅功さんおごりの「詰め放題」企画やスポーツ名門校出身のアスリートが学生時代を振り返る「名門校SP」を放送。

「詰め放題」企画では、北京オリンピックに出場した、フィギュアスケート団体・銅メダルを獲得した樋口新葉選手、女子パシュート・銀メダリストの佐藤綾乃選手をねぎらった。

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物欲全開の2人はお菓子や調味料などの食品に加えて、家電などを爆買い。さらに、オフの日の過ごし方やリンピックを終えた今の心境なども聞いた。

止まらない!樋口新葉の“お菓子”欲

早速、おつまみなどが売っているコーナーで爆買いが始まる。

「茎わかめが大好き」でお菓子代わりだという樋口選手は、茎わかめやうずらの卵を大量にカートへイン。

同行したオズワルド・伊藤俊介さんより、うずらの卵が人気商品だと説明を受け、浜田さんからも「知ってた?」と問われるが、樋口選手は早くカートへ入れたかったのか、「そうですね」と空返事。

浜田さんからの質問をあしらう樋口選手に、伊藤さんは「『そうっすね』じゃない」とツッコみながらも、「すごくおいしいらしいです」と念押し。すると、心が揺れ動いたのか、佐藤選手も手に取った。

一方、佐藤選手は「オーガニックのものがすごく好き」だということで、オーガニックのチョコレートをカートへイン。浜田さんも伊藤さんも「オーガニックって何?」と首をひねるが、佐藤選手も「あんまり分からないんですけど、体にいいし、お菓子でも食べても罪悪感がない。あと美容にいいのかな」と説明。

すると、今度は樋口選手が「私も気になります」と興味を示す。浜田さんから「何個、買ってるんだよ!本当に食べるの?」とツッコまれると、樋口選手は「1個欲しいなって思います」と、商品を手に取った。

その後も、大好きなグミを見かけ立ち止まる樋口選手に「ガンガンくるな」と浜田さんは驚く。

樋口・佐藤のオフの過ごし方は?

買い物中、話題はオフシーズンの過ごし方に及ぶ。

4、5年前から趣味でトランペットを吹いているという樋口選手。この楽器を選んだ理由を「トランペットを吹いていたらすごくカッコイイじゃないですか!」と話す樋口選手に、佐藤選手も「確かに」と納得。

浜田さんが「小学校の時、入ってたよ。トランペット鼓隊」と切り出すが、意外な経験に伊藤さんは「段ボールでつくったやつですか?」とツッコんでしまう。

昔を思い出したのか、「いや、あったんですよ。甲子園にみんなで集まって」と続けるが、それを遮る樋口選手の「すみません!」と声が割り込む。

欲しいものを目の前にして抑えられなかった樋口選手に、浜田さんも「俺がしゃべってるのに!」と伊藤さんも「貴重な昔話なんだよ」とチクリ。

さらに「最近、お酢を飲むようにしている」という樋口選手は、韓国発の飲むお酢「美酢(みちょ)」を所望。

「炭酸で割って飲んだり…」と切り出すと、偶然にも伊藤さんがソーダストリームを発見。樋口選手も「これ、欲しかったやつ!」と合わせて、ソーダストリームもおねだり。

「いやいやいや」と浜田さんは偶然を否定するが、樋口選手からの「欲しいです…」という小声のおねだりに根負け。浜田さんも「お酢だけや言うてたから、まさかこれ(ソーダストリーム)がひっついてくるとは思ってない」とこぼした。

オーガニック商品にはまっている佐藤選手は、「国内、海外を遠征で回ることが多いので、これ一本あったら他のものいらない」と、万能石けんと言われるドクターブロナーのマジックソープをおねだり。これ1本でシャンプー、ボディーソープ、洗顔、メイク落としの他に、洗濯からペットのシャンプーまでできてしまう。

さらに「野菜まで洗える」と伊藤さんから説明されると、浜田さんは思わず「信用できんの?」とあまりの万能さに疑ってしまう。伊藤さんいわく「この世のありとあらゆるもの全部洗える」というマジックソープに佐藤選手は「すごく気になっていた」と購入できてうれしそうにする。

すると、樋口選手がまたもや浜田さんを振り回す。曲がり角を前に、樋口選手が押すカートが、商品棚のそばを歩く浜田さんに詰め寄るような形に。

歩くスペースが狭まって慌てる浜田さんは「ここ曲がってくのに、どんどん詰めてくるからわかるやろ!」と声を張り上げ、伊藤さんも「F1みたいな追い込み方」、佐藤さんも「すごいそっち(棚)よるなって思ってた」と笑った。

「すみませーん!」と浜田さんを店員さん扱い?

調味料コーナーでは自炊をする佐藤選手が気になる調味料を購入。さらに、マカロンが大好きだという佐藤選手は、大量のマカロンをカートへ。

「北海道に住んでいるんですけど、羽田に着いたらまずマカロンを買って、滞在先のホテルで食べて、その後東京回った時に見つけたら買って食べて、帰りの羽田で…」とマカロン好きをアピール。

他にもオフの日にオシャレするのが楽しみだという佐藤選手が、ファンだというGENERATIONS from EXILE TRIBEと一緒に撮影した写真が紹介されると、特定のファンがいないという樋口選手は「でも、浜田さんに会えてうれしいです」と笑う。

すると、浜田さんは「何でも入れなさい」と返答。それを聞いた伊藤さんは「ちょろいな、ちょろいおじさんになっちまった」とあきれた。

食品コーナーでは気になる商品を見つけると、2人は「すみませーん!」とまるで店員さんのように浜田さんを呼び止める。

2人の物欲は止まらず、サーモンポキやまぐろのたたき、ハイローラー(B.L.T)、ティラミスとコストコグルメをおねだりした。

団体パシュートのアクシデント、佐藤綾乃の今の心境

ここで浜田さんは北京オリンピック・女子団体パシュートで金メダルを目前にしたアクシデントについて佐藤選手に今の心境を尋ねた。

佐藤選手は「正直、悔しい思いが大きくて、今になって受け入れられるようになってきたのかな」と振り返る。浜田さんから「やっぱり、自分やったかもしれへんという部分もある?」と聞かれると「もちろん」と頷く。

「誰がどこで転ぶかは本当に分からない。転んだ瞬間、(髙木)菜那さん・私・(髙木)美帆さんだったので、後ろで『あ、危ない』って声が聞こえたんです。聞こえてなんだ?って思ったら、もう菜那さんが転んでいて、うわーみたいな。転んじゃったかって。

でも、転ぶにあたって私のところでも、美帆さんもそうですけど、他にできることはあったんだろうなって思って。菜那さんへの負荷がデカすぎて。(一番悔しいのは)本人だと思うので、本当に何も言えなかった」

こう振り返る佐藤選手の隣で、このシーンを見ていたという樋口選手も「私も悔しい気持ちになりました」と共感する。

しかし、次の瞬間に「タオルがあそこにあるんですけど」と切り出した樋口選手に、浜田さんは「よく切り替えられるな、こんな…オリンピックの…」と動揺。伊藤さんは「なんならずっとタオル見てたもんな」と苦笑する。

そんな樋口選手を上の空にしたタオルは、吸水性に優れたマイクロファイバー製で、洗車や自宅の水回りでも大活躍する優れもの。36枚入りと大容量なことから、リンクから降りるたびにスケート靴のブレードについた水滴を拭き取るスケート選手にはぴったりのアイテム。これを佐藤選手も購入。

他にもチャレンジ(金と白のボールが入ったボックスから、金のボールを引けば商品ゲット)で成功し、見事2人ともおねだりしたバルミューダの扇風機もゲットした。

樋口選手が25点、佐藤選手が20品、合わせて45品、合計15万6536円を爆買い。

最後に浜田さんは2人に向けて「次、しっかり頑張ってや!」と今後の活躍を期待した。

(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)