解散の正式表明で事実上の選挙戦がスタートしました。解散翌日から投開票まで16日という超短期決戦。候補者はすでに「臨戦態勢」です。4人が立候補を予定している長野2区を取材しました。
中道改革連合・現職の下条みつさん(70)。1月19日夜は松本市内の町会の会合を訪れました。
中道・現・下条みつさん:
「厳しい戦いになると思いますけど、しっかり皆さんの声を伝えていくと約束させていただく」
高市総理が説明した「解散の大義」には疑問を持っています。
中道・現・下条みつさん:
「あれだけ働いて働いて、って言っておいて(予算の)執行が遅れるというわけです。ちゃんと議論した上でやった方がよろしいんじゃないかなと」
ただ、事実上の選挙戦はすでにスタート。急な決断を迫られましたが、下条さんは立憲と公明が結成した新党「中道改革連合」から出馬します。
中道・現・下条みつさん:
「われわれが中道路線として、右傾化があんまり多すぎてはいけないと思っていますので、そこの防波堤みたいな形になれれば」
自民党・新人の藤田ひかるさん(35)は午後、松本市内の企業を訪れました。
自民・新・藤田ひかるさん:
「この地域がこれから元気な未来をどうやってつくっていくのか転換点にあると思います」
2025年7月、参院選県区への挑戦を経て、12月、父親の出身地である長野市中条を含む2区の支部長に就任。わずか1カ月で迎える解散総選挙です。
自民・新・藤田ひかるさん:
「高市政権の下で進めてきた政策をこれからも前に進めるという強い覚悟で私もこれから臨んでいきたいと思います」
物価高対策などはもちろん、女性候補としての発信も意識したいとしています。
自民・新・藤田ひかるさん:
「私自身、女性総理が出たことで気持ちが明るくなった部分もあるんです。女性が政治、特に国政の舞台で前に出るということのメッセージも意識していきたい」
日本維新の会・新人の手塚大輔さん(43)は20日朝も日課となっている街頭活動へ。
「解散」については―。
維新・新・手塚大輔さん:
「できる限り通常国会の早いうちに解散して選挙をやって、そのあとはしっかりと論争や政策実現に時間を費やしていくんだということに関しては一定の理解はできる。好機と捉えて、さらにわれわれが実現したい改革というのを進めていくためにこの選挙戦、戦っていきたい」
衆院選の挑戦は4回目ですが自民と維新が連立政権を組み、初めて「与党」の立場で臨みます。
2区は自民との競合にもなりますが―。
維新・新・手塚大輔さん:
「食品消費税の減税、社会保険料の引き下げ、現役世代の方、小さいお子さんがいる若い方々、そういった方々の負担を軽減していく。安定した政権の中でも、変えるべきところを変えていくということをアピールしていきたい」
参政党・新人の竹下博善さん(43)。解散の大義については一定の納得感を示しています。
参政・新・竹下博善さん:
「本当はしっかり予算を組んでからという方がいいとは思うんですが、世界情勢など鑑みてのことではないかなと。いつ来てもいいような心構えでおりました」
2025年7月の参院選県区に出馬した竹下さん。党への『風』もあり特に若い有権者からの反応に手ごたえを感じたと言います。
今回は生まれ育った長野市中条を含む2区から立候補を予定、与野党の枠組みの変化などは意識せず、「減税」などを訴えていきたいとしています。
参政・新・竹下博善さん:
「(争点は)減税と積極財政の部分、国民生活に寄り添った部分になってくるのではと思う。子育て支援、少子化対策を訴えていきたいと思う」
公示の日が迫る中、1月20日長野県庁では、臨時の選挙管理委員会が開かれました。
真冬に行われる今回の選挙。県内には豪雪地もあり、投票率の低下が懸念されることから、投票の呼びかけに力を入れることなども共有しました。
県市町村課の担当者:
「しっかり準備させていただいて、一日でも早く啓発の関係しっかりやっていきたいと思う」