東京・赤坂の個室サウナで利用客の夫婦2人が死亡した火事を受けて、福島県いわき市で立ち入り検査が12月25日から始まった。
いわき市保健所と消防が合同で立ち入り検査を行ったのは、館内にサウナを備える市内の宿泊施設。

赤坂のサウナ火災では、部屋の木製ドアノブが外れていたことや、非常ボタンの受信盤の電源が入っていなかったことが指摘されている。
今回の検査では、ドアの取っ手の形状や非常用ボタンが正常に作動するかを確認。また店側に巡回や点検の頻度などを聞き取った。

いわき市保健所生活衛生課の野口秀幸さんは「施設側としては、利用者の視点に立って、利用者が安全に安心して利用いただけるような環境を整えていただければ」と話す。

立ち入り検査は2026年1月5日までに、いわき市内の21施設で行われる予定。

福島テレビ
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