駿河湾の宝石・サクラエビの秋漁が12月24日に終了しました。漁獲量は8年ぶりに200トンを超え、関係者も資源の回復に向けた取り組みに手ごたえを感じています。
由比港漁協によりますと、11月4日から始まったサクラエビの秋漁は12月24日までにあわせて15日間漁に出て漁獲量は212トンで、去年より23トン多く8年ぶりに200トンを超えました。
サクラエビ漁は記録的な不漁となった2018年以降、漁師などで作る県桜えび漁業組合が資源回復のために操業時間や生まれたばかりのエビを取る量を制限するなど自主規制に取り組んでいます。
實石正則 組合長は「終盤には小さいエビが増えてきて世代交代がうまく進んでいる印象このままいけば春漁も期待できる」と話していました。