タレント活動も行う37歳の美容系インフルエンサーが、法人税など約1億5700万円を脱税した疑いで刑事告発され、先ほど在宅起訴されました。
東京地検特捜部に在宅起訴されたのは、東京・渋谷区にある株式会社SolarieとSolarieの代表宮崎麗果被告(37)です。
宮崎被告はSNSのフォロワー数が47万人を超える、女性に人気の美容系インフルエンサーでタレントとしても活動する一方、複数の会社を経営する実業家でもあります。
株式会社solarie・宮崎麗果被告:
仕事のメインは化粧品ブランドを展開していたり、美容関連の会社をいくつか経営しています。ママでもあり仕事人間でもありって感じで両立を頑張っていきながら、メインはインスタで活動しているような感じの人です。
Solarieは美容関連会社から依頼された商品を宮崎被告がSNSで紹介することにより広告料を得ていました。
宮崎被告は別の会社の役員に嘘の領収書の作成を依頼し、架空の業務委託費を計上。
あたかも取引があったかのように見せかけるなどして、5億円近くの所得を隠し法人税など合わせて約1億5700万円を脱税した罪などに問われています。
不正に得た金を、事業資金やブランド品の購入などに充てていたという宮崎被告。
嘘の領収書作成に関わった別会社の役員2人も脱税を手助けしたとして在宅起訴されています。
現在、4人の子供を育てている宮崎被告。
自身のYouTubeチャンネルでは、子供のために胸を張れる仕事をしたいと語っていました。
宮崎被告は25日、SNSなどで「本件については、過少申告のご指摘を重く受け止め、深く反省しております。専門家の助言のもと、必要な修正申告および納税に速やかに対応して参ります。以後、正しい申告を徹底して参ります」とコメントしています。