日本相撲協会は、木瀬部屋の幕下以下の力士が、同じ部屋の幕下以下の力士に対し暴力を振るったと発表した。
暴力行為があったのは2025年11月7日で、財布から現金を盗まれた力士が、盗んだ力士をつかみ、その顔面を少なくとも5~6回、力いっぱい手拳で殴打したという。
暴力を振るった力士に対しては2場所出場停止の処分が相当と判断されたが、反省のうえ、自ら責任を取って引退することを決意したため自主引退を認め、理事会で引退届を受理した。
また師匠の木瀬親方に対しては、監督義務違反・報告義務違反などにより、委員から年寄への降格処分を科した。