12月24日深夜から25日早朝にかけて、仙台市宮城野区の住宅街で、クマの目撃情報が7件ありました。警察は同じ個体とみて周辺の警戒を行うとともに、注意を呼びかけています。
警察によりますと、24日午後10時40分ごろ、宮城野区燕沢1丁目にある燕沢公園の北側の路上で、体長およそ2メートルのクマ1頭が目撃されました。
付近住民(Q.ここにクマが出たことは?)
「ないです、そういう話を聞いたことない」
およそ20分後には、公園から150メートルほど離れた宮城野区東仙台6丁目の路上でも、クマが目撃されたということです。
その後も目撃情報が続き、25日午前5時50分ごろまでに、半径800メートル圏内で、あわせて7件の目撃情報が寄せられました。
いずれもけがをした人はおらず、これまでに建物などへの被害も確認されていません。
警察は目撃されたクマが、同じ個体の可能性もあるとみて、付近の住民に警戒を呼びかけています。
県によりますと、12月のクマの目撃件数は24日までに150件で、2024年の12月と比べ5倍以上となっています。