気仙沼港での生鮮カツオの記録的不漁を受け、地元の商工会議所が、市に金融支援などを求める要望書を提出しました。菅原茂市長は「市がやるべきことはやっていきたい」と応じました。
気仙沼市は2025年、28年連続守り続けた生鮮カツオの水揚げ日本一から陥落し、漁獲に伴う金額は2024年よりおよそ80億円少なくなりました。
こうした事態を受け、12月24日、地元の商工会議所の関係者が気仙沼市役所を訪れ、市に対し、金融支援や販路の確保などを求める要望書を提出しました。
商工会議所が11月、市内の水産会社など225社を対象に行ったアンケートでは、回答のあった7割が売り上げの減少など、影響があったと回答しています。
気仙沼商工会議所水産関連部会 小野寺健蔵部会長
「きょうの要望書全部が前に進んでいくのが、目に見えるような形を示してほしい」
菅原市長は要望書を受け、「市がやるべきことはやっていきたい」と応じました。