今年8月、名古屋市西区の商店街に設置された豊臣秀吉像の首を折るなどした疑いで、警察は愛媛県警の男性警察官ら2人を書類送検する方針を固めました。
今年8月、西区の円頓寺商店街の入り口に設置された秀吉像の首が折られ、そばに落ちているのが見つかりました。
捜査関係者によりますと、現場付近の防犯カメラの映像から愛媛県警の男性警察官と名古屋市内に住む男性が関与した疑いが強まり、器物損壊の疑いで書類送検する方針を固めました。
男性警察官は出張で愛知県を訪れた際、酒に酔った状態で秀吉像の頭部を両手でつかみ回して首部分を折り、その数日後に別の男性が足で蹴り落としたとみられています。
愛媛県警は、「判明した事実に則り適切に対応する」としています。