中国地方にある百貨店とスーパーをあわせた販売額が今年10月の時点で、前の年の同じ時期を12か月連続で上回りました。
中国経済産業局のまとめによりますと、中国地方にある百貨店とスーパーの今年10月の合計販売額はおよそ835億円で、去年の同じ時期より4.4%増え12か月連続の前年超えとなりました。
百貨店の販売額はおよそ157億円で、去年より1.8%増加し、2か月ぶりに前年を上回りました。
またスーパーの販売額はおよそ677億円で、去年より5%増え12か月連続の前年超えとなりました。
一方で物価高による買い控えや客数の減少なども報告されているということです。
中国経済産業局は個人消費の傾向について「持ち直しの動きに足踏み感がみられる」と判断しています。