国が全国の小学生と中学生を対象に行った体力・運動能力の今年度の調査結果が、２２日に発表されました。愛媛県の子どもの体力は、小学生の女子以外が全国平均を下回っています。
この調査は、スポーツ庁が全国の小学５年生と中学２年生の男女を対象に、今年４月から７月にかけて行いました。調査項目は握力や上体起こし、長座体前屈、反復横とび、５０メートル走、立ち幅とび、ソフトボール（ハンドボール）投げ、２０ｍシャトルラン（持久走）。そして、この調査項目の結果を得点化し、体力合計点で表しました。
愛媛県の結果は、合計体力点はいずれも前の年より上昇したものの、小５女子以外は全国平均を下回りました。
調査項目別は「反復横とび」「持久力」が全国に比べて高かったほか、「ソフトボール（ハンドボール）投げ」は重点的な取り組みで改善がみられました。この一方で「柔軟性」はいずれも全国平均より低くなり、課題になっています。
また体格の調査も行われ、小５・中２の男女とも身長、体重は全国を下回りました。
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