約2800万円の政治資金を私的に流用したと認定された自民党埼玉県連の前の幹事長が、背任の疑いで刑事告訴されました。
自民党埼玉県連は、幹事長を務めていた小谷野五雄県議(69)について、約2800万円の政治資金を乳幼児用品や飲食費などに私的に流用したと認定し、除名処分としました。
埼玉県連は12月24日の記者会見で、県連に損害を与えたとして、小谷野県議を背任の疑いで刑事告訴したと発表しました。
また小谷野県議に対し、全額返還を求めていたものの、期日までに弁済はされなかったため、2026年1月にも損害賠償を求める訴えを起こすとしています。