福岡県北九州市内の企業として初めて「日本品質奨励賞」を受けた自動車部品メーカーが24日、市長に受賞を報告しました。
受賞を報告したのは座席のフレームやヘッドレストなどを製造する北九州市の自動車部品メーカー「松本工業」です。
松本工業は今年度、品質の改善や管理に積極的に取り組んだ企業に贈られる日本科学技術連盟の「日本品質奨励賞TQM奨励賞」を市内の企業として初めて受賞しました。
企業理念をまとめた「心得帳」を全社員に配るなど、総合的な品質管理を意味する「TQM」を活用して組織の力を高めたことなどが評価されたということです。
武内市長は受賞をたたえ「世界に冠たる技術都市を共に目指していきたい」と述べました。