自転車も対象です。飲酒の機会が増える年末年始を前に佐賀市の市街地で夜間の飲酒運転の取り締まりが行われました。
【吉冨綾花リポート】
「今日は金曜日の夜。佐賀市の中央大通りでは多くの車が行きかっています。今日は車だけでなく、自転車にもランダムでアルコール検査が行われています」
この取り締まりは飲酒運転を防ごうと先週、佐賀南警察署が行ったものです。
警察官約20人が街頭に立ち、通りを走る車に簡易のアルコール検査を行います。
【警察官】
「すみません。最近飲酒事故が多くて取り締まりのほうしておりました。ご協力ありがとうございました。すみません、そいぎんた気を付けて帰られてください。事故が多かけんですね」
対象は車だけでなく自転車も。
去年11月から自転車の酒気帯び運転にも罰則が設けられ、県内では11月末までに自転車の飲酒運転で52件が検挙されました。
違反の悪質性により免許停止になることもあり、これまでに免許停止になったケースは6件ありました。
【佐賀市20代男性】
Q自転車の飲酒運転で免許停止になることもあること知っていますか?
「それは初めて知りました。今まで以上に、飲んだら運転しないことは徹底したい。社内でも自転車乗るなら飲まないっていうことは言われているので」
今回の取り締まりで飲酒運転の検挙はなかったということですが警察官は「飲んだら乗らない」ことを改めて指導していました。
【佐賀南警察署交通課長 香月誠警部】
「忘年会シーズンになりますと、飲酒運転などが増加傾向にあります。飲酒運転は重大事故に直結する悪質な犯罪です。自転車の飲酒運転につきましても運転免許の停止処分がなされる場合もあります。飲酒運転をしないようにお願いしたい」