大雨で水没した三重・四日市市の地下駐車場を巡り、浸水した車の所有者に国が一定の金銭を支払う方針を示しました。
9月の記録的大雨で水没した三重・四日市市の地下駐車場を巡っては、車の出入り口2カ所の止水板を上げる装置が4年前から故障していたことが明らかになっていました。
復旧などを検討する委員会は24日に公表した最終報告で、「国が適切な措置を講じていれば、浸水を一定程度軽減できた可能性は否定できない」と結論付けました。
国交省三重河川国道事務所の大吉雄人所長は記者会見で、浸水した274台の車の所有者に国が一定の金銭を支払う方針を示しました。
金額については現時点で決まっておらず、被災の程度などを考慮して検討されるということです。
