ビール大手のサッポロホールディングスは、恵比寿ガーデンプレイスなどの不動産事業をアメリカの投資ファンドなどに売却する方針を固めました。
サッポロホールディングスは、傘下の子会社を通じて、都内の恵比寿ガーデンプレイスなどの不動産事業を保有しています。
主力のビール事業などに経営資源を集中するため、子会社の株式の過半を売却する方針で、複数の投資ファンドと交渉を続けていました。
関係者によりますと、アメリカの投資ファンド「KKR」などの陣営に売却する方針を固め、24日の取締役会で決定する見通しだということです。
売却額は4000億円にのぼる見込みで、酒類事業の成長に向けた投資などに振り向けたい考えです。