東京港区の個室サウナで2人が死亡する火事が発生したことを受け、24日、新潟市消防局などが市内のサウナ施設で立ち入り検査を行いました。
新潟市消防局などが立ち入り検査を行ったのは、サウナ施設がある新潟市西区の温浴施設です。
サウナ施設を巡っては今月、東京港区の個室サウナで利用客の夫婦が死亡する火事が発生。事務室に繋がる非常用ボタンの受信盤の電源が切れていたことなどがわかっていて、警察は業務上過失致死の疑いも視野に調べを進めています。
この事案を受け臨時で行われた24日の検査では、消防や保健所の担当者などが、非常用ボタンが正常に作動するかや、扉の開け閉めがスムーズにできるかなどを点検。問題は確認されなかったということです。
【新潟市消防局 青木源消防司令補】
「利用者が安心してサウナ施設を使用できるように自主的に日頃から整備点検していただければ」
新潟市消防局などは、今後市内約60か所のすべてのサウナ施設を点検する方針です。