2026年の年賀はがきの受け付けが始まった15日、年賀状離れに歯止めをかけるため、新たなサービスもスタートしました。
2026年の年賀はがきの受け付けが全国で、15日朝からスタート。
東京都内の郵便局では特別なデザインの専用ポストが設置され、園児たちが手づくり年賀状を投函(とうかん)しました。
福島市の郵便局では2026年の干支・午(うま)年にちなみ本物の馬が登場しました。
年賀状を投函した人は「毎年元旦に届くのを楽しみにしているので。(受け付け)初日に出した」と話しました。
年賀状を毎年送る人がいる一方で、「『来年はもう“年賀状じまい”するので、これが最後です』と結構書かれていて、そういう方には出すと失礼かなと思うので。毎年減っていって今はもう半分くらいになってしまった」と話す人もいました。
全国的に広がっているのが“年賀状じまい”です。
年賀はがきの発行枚数は年々減少していて、2004年のピーク時と比べ2026年用は6分の1程度となっています。
そんな課題を解決しようと、日本郵便がGoogleと連携して令和ならではの新サービス「#Geminiで年賀状」を展開します。
Googleの生成AI「Gemini」の画像生成機能を活用したAI年賀状作成サービスです。
使い方はスマホでテンプレートを選び、自身の写真とあいさつ文を選ぶだけ。
オリジナルの年賀状が生成されます。
他にもテンプレートで浮世絵やプリクラ、4コマ漫画風などにも。
完成した年賀状は印刷の申し込みはもちろん、画像としての保存もできLINEやSNSなどでのシェアも可能に。
若者の取り込みで“年賀状文化”の活性化を目指します。
日本郵便 郵便・物流事業統括部 松本俊仁切手・葉書室長:
人と人とのつながりを年賀状を通して、思い出と合わせて“年賀状”という文化でつながっていけるとありがたい。