新鮮な海鮮丼から熱々のラーメンまで、絶品グルメがたったの500円。
物価高が続くなか、札幌市内でワンコインで食べられるお店を3軒紹介します!
1軒目「丼兵衛 場外市場店」
まず最初に訪れたのは、札幌市中央区にある「札幌市中央卸売市場」のすぐ隣。
新鮮な旬の食材が並ぶ「場外市場」の一角に、2025年5月にオープンした「丼兵衛 場外市場店」です。
午前7時の開店から味わえるのは、毎朝市場で鮮度と品質にこだわり抜いて仕入れた海の幸を、贅沢に盛りつけた極上海鮮丼の数々。
中でも注目は、税込み500円の「海鮮バラちらし」です。
プリプリでつやつやのマグロやサーモンがゴロゴロと、ご飯が見えないほど盛り付けられた一品。
北海道産ななつぼしの新米が300gも使用された、ボリュームある海鮮丼です。
ネタは今朝市場で競り落としたばかりの新鮮なもので、赤身は基本的に生本マグロを使用。仕入れ状況によっては中トロも入るそう。
創業以来こだわり続けるオリジナル醤油は、甘さを感じるほどに濃厚な旨味が特徴。
脂が乗った海の幸の風味を極限まで引き立ててくれます。
ちなみにこちらの海鮮丼、お店の方に話を聞くと「出せば出すだけ赤字」とのことですが…。
10年前に1号店がオープンした際、お店を広く知ってもらうための”ご挨拶”として始めたサービスでしたが、「お客様への感謝を忘れない」という思いから、現在も頑張って続けているんだそう。
2軒目「目利きの銀次 札幌北口駅前店」
JR札幌駅北口のすぐ目の前、ビルの地下1階にある「目利きの銀次 札幌北口駅前店」。
夜は居酒屋として多くの客でにぎわうこちらのお店は、昼営業でランチメニューを提供しています。
コチラのお店でワンコインで食べられるのは「麻婆茄子やきそば」。香ばしい匂いが食欲をそそる一品です。
茄子は1皿ごとにまるまる1本使用。豚肉も食感を楽しんで満腹感を得てほしいと、ひき肉ではなくバラ肉の細切りを使っています。
さらにうれしいのが、希望すればご飯100gが無料でついてくる「追い飯」サービス。
麻婆茄子をおかずにして食べるもよし、ご飯を中に入れて麻婆飯風に楽しむもよし…。500円でお腹いっぱいになれるよう工夫されています。
この物価高の中で、お得なランチを提供している理由とは?
「お財布に優しい価格で、一人でも多くの方においしいランチをお腹いっぱい楽しんでもらいたい。夜の営業時間にもお店を利用していただれたら嬉しいです」(目利きの銀次 札幌北口駅前店 杉山麻衣子さん)
ワンコインランチに数量制限はなく、ランチタイムの5時間(午前11時から午後4時まで)であれば、いつでも注文可能です。
3軒目「札幌らーめん北一 狸小路店」
続いて紹介するのは、狸小路1丁目と2丁目の交差点からすぐの「札幌らーめん北一 狸小路店」。
鶏がらに魚、にんにくや生姜など野菜をどっさり5〜6時間煮込んだ旨味たっぷりのスープをベースにした、絶品ラーメンを提供してきた人気店。
2006年の創業以来、ランチタイムにラーメンを500円で提供してきた、まさに庶民の味方のような名店です。しかし…。
実は2年前に、物価高騰に耐えきれず600円へ値上げ…。
ですが、なんと今回は特別に“ワンコインラーメン”を復活!そのワケは?
「お電話をいただいたのもご縁ですし、値上げで暗いコトばかり続く世の中なので、ひさびさに元気になれることをしたいなと」(札幌らーめん北一 狸小路店 野村奈緒美さん)
値上げを知らなかった番組がお店に電話をかけてしまったのがご縁となり、「みんなを笑顔にしたい」と特別に、ランチタイムのワンコインラーメンを復活してくれることになったんです!
商品名も値段もなく、ただ「みんテレ」とだけ書かれたボタンが券売機に登場。
何も知らない人には“意味不明”ですが…500円を入れてこの“秘密のボタン”を押すと!
ワンタンメン1杯をワンコインで味わえちゃいます!
しかも味は、塩と醤油の2種類から選べます。
スープの透明度が高くあっさり系と思いきや、何重にも旨味を感じる奥深い味わい。ワンタンは自家製で一つひとつ手作りです。
このワンコインラーメンは平日ランチタイム(午前11時~午後2時)のみ。
1日10杯限定で、2025年12月25日のランチタイム終了まで提供されます。
財布に優しくお得なワンコイングルメ。ぜひ味わいに行ってみてはいかがでしょうか。