愛媛県松山市にある松山地方裁判所に着任した山地修所長が12日に会見を開き、「裁判の安定性を大切にしながら社会の変化にも対応していきたい」などと抱負を示しました。

松山地方裁判所の新しい所長は、山地修氏で香川県出身の57歳。11月23日付で着任しました。

山地所長は東京大学法学部を卒業後、最高裁の調査官や大阪法務局長、大阪高裁判事などを歴任。所長の職に就くのは今回が初めです。

会見では「証拠に基づき、厳正な手続きのもとで紛争を解決し、信頼される裁判所として環境整備に努めたい」と抱負を示しました。

民事裁判では来年5月から、訴状の提出や書類のやり取りなどをオンラインで行える仕組みが本格的に始まることになっていて、山地所長は「新しい制度のため、利用者に円滑に使ってもらえるよう準備と周知を進めたい」と話しました。愛媛県内の関係機関とも意見交換しながら対応していく考えです。

山地所長は松山家庭裁判所の所長も兼任します。

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テレビ愛媛
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