2024年4月、出産したばかりの赤ちゃんを殺害し、遺体を遺棄したとして、殺人などの罪に問われている26歳の女に対し、函館地裁は11月6日、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
住所不定・無職の大内流星被告(26)は2024年4月、出産した赤ちゃんに暴行を加えて殺害し、遺体を北斗市の実家に遺棄した殺人と死体遺棄の罪に問われていました。
6日、函館地裁で開かれた判決公判で村山智英裁判長は、「赤ちゃんの存在を不都合と考えていたと推認され、自分の利益を優先する動機は身勝手だ」と指摘しました。
そのうえで、「同種事案と比較しても悪質で、生まれて間もない乳児の命を奪った結果は重大だ」などとして、大内被告に懲役6年の実刑判決を言い渡しました。