札幌市内の自動車用品店では、本格的な雪が降る前にタイヤ交換が最盛期を迎えています。

 「予約状況は11月いっぱいぐらいまで埋まっている状況。混み合っているので、飛び込みですぐにというのは難しい」(オートバックス石山通店 辻村拓也工場長)

 ここ数年、大手の自動車用品店やタイヤ販売店を中心に、繁忙期に高くなる「ハイシーズン料金」が導入されています。

 この時期のタイヤ交換は値上がりしているんです。

 こちらのチェーン店では札幌地区の場合、10月15日から11月末まで料金を1320円引き上げています。

「集中してしまうのを分散させるという意味もあり、料金を上げさせてもらった」(辻村工場長)


タイヤそのものも値上がり

 タイヤ自体も年々値上がりをしています。

 大手タイヤメーカーは9月から冬タイヤの価格を5~10%値上げしました。

 「新しく車を買ったので、新しくタイヤも買った。ホイールも含め17万円」(来店客)

 こちらの女性はタイヤを買ったばかり。

 値上げの前には買えなかったワケがあります。

 「早めに買った方がいいと聞いていたが、早めにあっても置き場所に困るので」(来店客)

 マンション住まいのため、タイヤを保管しておく場所がなかったといいます。

 冬の準備にかかる料金の値上げは、これだけではありません。

 札幌市が行っている、12月から3月までの自転車の冬期保管。

自転車保管も値上がり…ガソリン価格はどうなる?

 札幌市中心部の駐輪場では300円値上がりし2300円に。

 原付は600円値上がりして4600円となります。

 受け付けは11月17日からです。

 そして、気になるガソリン価格ですが、最新の平均価格が発表されました。

 11月6日に発表された北海道内のレギュラーガソリンは1リットル173.3円で、先週より0.2円値下がりしました。

 6月下旬から170円台で推移しています。しかし…。

 「ガソリン税及び軽油引取税の暫定税率の廃止について6党の合意が成り立った。ガソリンの暫定税率については年内廃止となった」(自民党 小野寺五典税調会長)

 与野党6党はガソリン税の暫定税率を年内に廃止することで正式に合意しました。

 現在1リットル当たり25.1円かかっている暫定税率分がなくなることになります。

 ガソリン価格はいつからどれくらい安くなるのでしょうか。

北海道文化放送
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