認知症を予防するための新たなアプローチとなることが期待されています。熊本市のパチンコ店できょう『健康パチンコ』の体験会が行われました。

熊本市東区のパチンコ店に集まってきた高齢者の皆さん。店休日に合わせてきょう行われたのは『健康パチンコ』体験会です。

【西原校区社会体育協会 本田篤志会長】
「パチンコで耳からの刺激、目からの刺激、そして振動などいろいろな刺激を脳に与えて健康になって帰ってください」

この体験会は西原校区自治協議会が認知症予防を目的に熊本市や地域の企業の協力のもと企画したもので、今回で3回目。出玉を景品に交換することはできませんが、参加は無料で、地域住民や近隣のデイケアなどからおよそ60人が参加しました。

【中原理菜アナ】「にぎやかな店内で目や耳への刺激たっぷりです。皆さん熱中して楽しんでいます」

【参加者】「学生時代に1回したきりでもう90歳ですもん、楽しみで来ました」
「学生に戻った気持ち」「久しぶり。15年ぶり」
(Q、こういうイベントはどう?)「あってもいい。刺激がある」

主催者によりますと、パチンコ玉を目で追ったり指先を動かしたり音を聞くことで脳への刺激になり認知症予防につながるのではと期待されているということです。参加者にとって日常ではなかなか味わえない楽しい時間となったようです。

テレビ熊本
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