天皇陛下は、電磁波工学に関する国際シンポジウムに出席されました。
6日午後3時半ごろ、陛下は千葉県の幕張メッセを訪れ、携帯電話や光通信などに不可欠な「フォトニクス・電磁波工学」に関する国際シンポジウムに出席されました。
陛下は英語で「電磁波も水のように自由に流れ、国境を越えて広がり、遠くの離れた人々をつないでいます」と話されました。
開会式には、50の国や地域から情報通信技術の研究者など約1500人が出席しました。
陛下はライフワークの水の研究に触れ、「レーダーによる雲の状態や降水量の遠隔監視が、人々の生命と財産を洪水などの災害から守る」と英語で述べ、光や電磁波の技術の進展などを願われました。