リニア工事の生態系への影響を議論する静岡県の専門部会が開かれ、沢の流量の減少を抑える薬液の注入やリスク管理などで対話が完了しました。
会議ではトンネル工事による生物への影響範囲や沢の流量、水質変化の対策など6つの項目が話し合われました。
その中で、JRは沢の流量の減少を抑える薬液の注入について、青函トンネルの工事を例に薬剤の成分の安全性や河川への流出対策を説明し了承されました。
また、トンネル湧水を河川に放流することによる水温の上昇は現状の水温を保つことを目標とすることになりました。
平木省 副知事:
(委員の)先生やJR東海に真摯に議論してもらい、かなり問題点が整理されてきている
生物多様性で対話が必要な28項目のうちこれで13項目が完了し、残りは15項目となります。